ページの先頭へ
メールでのお問い合わせ|24時間受付中!!
LINE@での簡単お見積り

お気軽にご相談下さい(問合せ・見積依頼・通話無料)

ホーム > リフォームコラム > 夏になる前に始める。押入れリフォーム

夏になる前に始める。押入れリフォーム

今からスタート。押入れリフォームのススメ

立夏から暑くなる・・・

小満(しょうまん)とは二十四節気のひとつで、立夏=5月6日から5月15日のことを指します。
暖かい日の光が降り注ぎ、気温も高くなっていくのです。
生き物すべてが成長して、次第に満ちてくる季節を意味します。

また、ちょうどこの頃から麦が穂を出し始めます。
西からは「はしり梅雨」のニュースも聞こえてきて、本格的な梅雨の季節に。

そんな時期から『押入れの湿気対策』を開始してみましょう。
梅雨になってからでは遅すぎます。

押入れリフォーム:押入れの湿気対策

これからの季節、押し入れや物置のように閉め切った空間は湿気が溜まりやすく結露が起こりやすくなります。
特に毎晩使っている布団類をしまっている場合は、就寝中にかいた汗が布団に吸収されて、衛生上好ましくありません。

また、カビやダニの発生原因ともなりえます。
押入れの湿気対策に有効な対策を取り入れ、梅雨前に万全にしておきたいものです。押入れリフォームの第一歩。
それはまず押入れの問題を把握することです。

押入れにはどんな特徴があり、問題があるのでしょう。
ひとつずつ理解していきましょう。

「結露」ってどうやって起きるの?

「結露」って何でしょう?どうして起きるのか原因とその対策も一緒に考えて行きましょう。

気温が下がるほど結露しやすくなります。冬になると、窓ガラスが水滴だらけになることに始まって、壁が湿ったり、天井裏に水滴が付着したり、さらにその状態が続くとカビが生えたりします。
同じ現象が押入れやクローゼットでも起こります。
原因はズバリ、収納空間と部屋との温度差です。

「結露は空気中に含まれている水蒸気が、飽和温度より低い温度の物体に触れると、水に変わり、物体に水滴が付着した状態のこと」を言います。

簡単に言うと、空気は暖かいほどたくさん水蒸気を含み、気温が下がると、空気が抱えきれなくなった水蒸気が水になります。
これが結露として、窓ガラスなどの表面に水滴となって現れます。

冬は気温が下がり、押し入れやクローゼットの中が大変冷えやすくなります。
そこに、暖房などで暖められた室内の空気が触れると結露になるのです。

結露を防ぐには「空気に触れる物体が飽和温度以下にならないようにすればよい」つまり、「押し入れとクローゼットの温度が室内の温度とあまり変わらないこと」が防止策となります。

それでは、実際の押入れの湿気対策を見ていきましょう。

押入れリフォーム:湿気対策その1:「すのこ」を有効に利用

風を通るようにすることが重要になります。そのために「すのこ」を利用します。
「すのこ」を床に敷き、左右と奥の壁にも「すのこ」を使います。
これだけでも、空気の流れができて、湿気対策にもなります。

また、「すのこ」の下に新聞紙を敷くと、吸湿効果が期待できます。
衣装ケースを収納する場合は、キャスター付きなどを利用すると、底がぴったり付かないので多少効果があります。

押入れリフォーム:湿気対策その2:ぎゅうぎゅうにモノを収納しない

常に空気が通るようにしておくことが大切なので、ぎゅうぎゅうに物を詰め込まないようにします。
季節の変わり目を機会に、いるもの・いらないもの等に分けて整理し、溜め込まないようにします。

押入れリフォーム:湿気対策その3:こまめに空気の入れ替えをする

「すのこ」を敷いたことで風の通り道が出来たので、押し入れ、又はクローゼットを開けて、扇風機を利用して中の湿気をそとに出すことも湿気対策のひとつです。

また、晴れた日に押し入れを開けておくだけでも湿気対策になります。
雨の日が続く場合は、エアコンの除湿機能を使って空気を乾燥させることもおすすめです。

押入れリフォーム:湿気対策その4:カビが生えてしまったら・・・。

拭くことは×。拭いてしまうと、かえってカビを広げてしまいます。
対策としては・・・

  1. 消毒用エタノールスプレーを吹きかける。
  2. 消毒用エタノールスプレーで湿らせた布で拭き取る。
消毒用エタノールスプレーを使ってカビを除去していきます。

注意点

  1. マスクやゴム手袋、天井などの場合は水中眼鏡など必ず装着してください。
  2. 換気は十分に。
  3. 塩素系カビ取り剤は酸性のものと絶対に混ぜない。
  4. エタノールは火気厳禁。

以上の4つのことに注意してください。

一度結露した空間は、湿気が溜まりやすい環境であることが分かります。
梅雨時期は換気、冬の寒い時期は室内温度などに十分気をつける必要があります。
換気しても改善されない場合は、カビの温床にもなるので、毎日の拭き掃除を心がけてください。

まずはプロに相談を

押入れにまつわるトラブルをここまでご紹介してきました。
ご自身で今すぐにできることからまずは実践してみましょう。それでも解決しないこと・わからないことありましたら、まずはお問い合わせください。
押入れリフォームに最適なプランをご提案いたします。

 

親方ひげちゃんお住まい教室に質問してみよう!