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猛暑に要注意!!ペットのための猛暑対策リフォーム

10月まで続く猛暑に対策を

ペットという言葉は今の時代はもはや過去の言葉です。
ペットではなく立派な「家族」なのです。

人間とは異なり自分自身でうまく体温調整ができない彼らにとって「猛暑との向き合い方」は重要なことです。

令和最初の今年の夏。
すでに連日うだるような暑い日が続いています。
長期の天気予報によりますと、今年の暑さは10月まで残るとのこと。
私たち人間にとっても辛いですが、犬たちにとっては辛い以上だと想像できます。

猛暑のこの時期は、ちょっとした油断が犬の熱中症を引き起こします。
そのためにも猛暑対策を真剣に検討する必要があるかもしれません。

連日30度超えの暑さは犬の体力を奪う

犬は原産地によって、暑さに強い犬と弱い犬がいます。

しかし、連日30度超えの気温に、原産地に関係なく、体力を奪われている犬は多いはずです。

なかでも、老齢犬や短頭種=【パグ、フレンチブルドッグ、ブル・テリアなど】は、暑さが命取りになることがあるので、要注意です!!
エアコンをつけるのはもちろんですが、それだけでは快適に過ごせない場合もあります。

猛暑対策のポイントは「窓+屋根」

暑さの入り口として大きいのが屋根です。
壁や床と比べ日射が当たる時間が長く量が多いからです。
国の省エネ基準をみても、屋根に使う断熱材は壁の2倍以上の性能となるようにと定めています。
熱の入り口の70%以上を占める窓を対策し、次に屋根を対策することで暑さの入り口の約85%を対策することができます。

窓と屋根の対策をしっかりすることで、暑さはだいぶ改善できます。

その1「屋根の暑さ対策」

押し入れや点検口から天井裏に潜り、断熱施工をする方法があります。
作業時間は養生などを入れても約4時間で完了します。
その様子は消防車がホースを使って散水するのに似ていて、ポンプ車から天井裏までホースを渡し、天井裏で綿状の断熱材を撒く方法です。

断熱工事で大切なのは、切れることなく、連続的にむらなく施工するのです。
この方法が優れている点は天井裏に侵入できればよいので、侵入口さえあれば、何も壊す必要がないことです。
短時間ができ、お客様の負担が非常に少ないです。

泡断熱による吹き付け工法

これに似た方法としては、吹き付けると泡状に広がり数秒で固まる発泡ウレタンを使う方法もあります。
ホースの先端で二液を合わせることでムースのようにきめ細かな泡を発生させ1000倍に膨らませます。

発泡ウレタンは接着力が強く、屋根裏面に吹き付けることもできますので、屋根の裏面を断熱したい場合にはこの方法をとることが多いです。
天井面がなく直接屋根になる場合も同様です。

屋根の外面で断熱をする

天井・屋根の断熱手法はいくつかありますが、屋根材を噴き直すタイミングであれば、今の屋根の上に断熱材を敷き込み、新しい屋根で覆う工法があります。
その方法は様々ですが、どの方法でも断熱レベルをしっかり定めてあげれば、断熱効果は同じです。
状況・ご要望に合わせて施工法を決めていくのです。

その2「窓の暑さ対策」

屋外の暑さを室内に伝えにくくする働きをするのが断熱材です。
窓が壁などの他の部分と比較してことのほか悪いのですから、できるだけ窓の断熱性能が高いものを選択すべきです。

屋根・壁・床であれば、断熱性能(熱貫流)だけを検討すればよいのですが、窓ガラスには日射取得(太陽の熱エネルギー量の採り込み量)の働きがあり、当然日射取得の値が大きいほど、外から侵入する暑さは多くなります。
断熱性能と日射取は全く別の要素のため断熱性能が高い窓=夏の日射熱を入れない窓ではありません。

ここも、窓のリフォーム計画を難しくするところです。
このことをしっかり検討せず、単純に断熱性能を上げると、夏の時期に熱ごもりが起き、かえって冷房が効きにくくなることさえあるのです。

窓―日射遮断(遮蔽)という考え方

夏の時期、お部屋を暑くする原因が太陽の日射熱にあるのであれば、日射を遮ってしまう方法もあります。
オーソドックスなものとしては、カーテンやブラインドですが、徹底的にやるとなると、窓を隠すように覆う必要があるのです。

廉価のものですとすだれやよしずがありますがこれらは屋内が暗くなりがちで、日中でも照明をつける必要があるケースもあります。

ここ数年のあいだで改良された新しいシェードや外ロールスクリーンなどは、必要な光量を確保することができます。
外側を何かで遮蔽するほど効果は高いのは事実です。

しかし、お住まいが住宅密集地ですと、暑さの原因は日射以外にも、日射により熱くなった道路や建物などから発せられた熱や、エアコンの室外機からの熱など様々な熱があり、日射以外の熱はこれらの方法で防ぐことは困難です。

また外観が気になるところでもあります。
夏の時期に日射が厳しい窓には外側で遮断を考え、そのほかの窓には窓ガラスにLow-Eガラスを使ったエコガラスを用い、内側はシェードやカーテンで、熱遮蔽を検討する等の方法もあるのです。

犬たちはペットではなく、大切な家族です。
その家族たちのためにも「窓と屋根」をリフォームすることによって猛暑とうまく向き合いましょう。
それだけで日々の生活は有意義なものへとつながるのです。

まずは、お気軽にお問い合わせください。

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