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バリアフリー…どこから手をつけるべき?お風呂場・介護用リフォームのすすめ

バリアフリーはお風呂場・介護用リフォームから!

「少子高齢化問題」。今後我が国の大きな問題の一つです。
「少子高齢化」とは出生率が減る一方で、医療の発達により平均寿命が延びたことが原因で、人口全体を占める子供の割合が低下(少子化)し、65歳以上の高齢者の割合が高くなること(高齢化)をいいます。
現在では世界に例をみないほど少子高齢化が加速していることから日本は、「超少子高齢化」とも言われています。

高齢になると、出来なくなることが毎日少しずつ増えていくといいます。
今のうちから「健康寿命を延ばす」ことを考え、病気になってから慌てるのではなく、海外のように「予防医学」に投資する事もこれからは必要な時代になっていくかと思われます。

そんな中、先に自分達の両親の「介護」がライフワークに入ってくるのではないでしょうか。
「介護」が実際に必要になった時何から手をつけたら良いでしょうか。
介護が必要になったことでお風呂に入りたくても浴槽につかることを断念される方もいます。

しかし、お風呂は身体を清潔に保つだけではなく、心身ともにリラックスさせる効果があります。
介護が必要な方の状態に合うようにリフォームを取り入れると浴槽に入る事が可能になります。
まずは、毎日のお風呂リフォームを導入してはいかがでしょうか。

お風呂の危険個所を知ろう☆お風呂場に潜む4つの危険!!!

1.出入口での転倒

年齢と共に段差の昇り降りはとても辛くなり、少しの段差でもつまずき転倒しやすくなります。
まず第一に注意しなければならないのが、浴室の出入り口の段差です。
何度か段差につまずいたり、転倒しそうになったことがあればバリアフリーリフォームをおすすめします。

2.滑りやすい床材

古いタイル張りや水で濡れた床は大変滑りやすくなっています。
小さなお子さんの場合だと転倒しただけで骨折すると言う事態も起こりかねません。
タイルや人口大理石など滑りやすい床材が使用されていないか、水が流れにくい構造になっていないか、水はけが悪くないか。
入念なチェックが必要です。

3.深い浴槽での転倒

昔のお風呂にありがちなのが、浴槽が深くまたいで入るのが大変なケース。
浴槽の深さが深いと、お風呂に入る際にバランスを崩して転倒してしまうこともあります。
”浴槽内の転倒で溺れてしまう”と言う事態になりかねませんので、当てはまる場合は浴槽の交換も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

4.ヒートショックによる健康被害

ヒートショックとは、温度の大きな変化により血圧が急激に変動することをいいます。

冬場は脱衣室の室温が例えば約10度と低い場合、寒さで血管が収縮して血圧が上昇します。
その状態で温かいお風呂に入ると、血管の拡張で血圧が急低下し、心筋梗塞、脳梗塞などの健康被害を起こしてしまう可能性があります。
そのことが、浴槽で溺れてしまう大きな要因になっているようです。

危険個所の回避!!具体的なリフォームの方法をご紹介します

その1「出入口は引き戸か折戸で!」

出入口をドアにしてしまうと、万が一浴室内で倒れた場合、出入り口の扉が内開きだと外からの開閉が難しくなってしまう場合があります。
バリアフリー対応にする際は、引き戸や折れ戸を選択しましょう。

その2「出入口などの段差は無くすか2cm以下で!」

出入口の段差は転倒が多いところですので、完全に段差を無くすか2センチ以下にすることが望ましと言われています。

その4「手すりの設置」

洗い場や浴槽での立ち座りをサポートするための手すり、浴槽から上がるための手すり。
また、出入り口付近や、シャワー横など、手すりを設置するべき箇所がいくつかあります。
この手すりも滑りにくく、握りやすい素材を選ぶ必要があります。

その5「浴室暖房乾燥機の設置」

ヒートショック(温度の大きな変化により血圧が急激に変動すること。心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めます)の防止には、お風呂場と脱衣室の温度差を小さくする必要があるのです。
お風呂場を暖める設備「浴室暖房乾燥機」を設置した場合、脱衣室にはエアコン、ストーブなどを利用して暖め、浴室との温度差を小さくする必要があります。

その6「浴室発信機の設置」

介護が必要な方でも可能であれば一人で入浴するかと思います。
しかし、万が一の事態が発生した場合に直ぐに駆け付けられるように浴室に通報装置があると安心です。

まずはプロにご相談ください。

今回は、まず一番にリフォームを考えがちな「お風呂のリフォーム」について注意しなければならないポイントやバリアフリーについてご紹介しました。

高齢になるとどうしても、体力や体の機能低下は避けられません。
その中で、安心して暮らせる環境作りを私たち家族が考え改善してあげることが必要になってきます。
少しでも不安要素がありましたら、家族の安全のために前向きに検討してみてはいかがでしょうか。

お気軽にお問い合わせください。

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