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夏になる前にやってくる。今年こそカビ対策を

梅雨こそ本番!!今年こそカビ対策を

芒種[ぼうしゅ]の時期(6/6~6/20)=梅雨の時期

芒種[ぼうしゅ]とは、穀物の種を蒔く時。
例年6月6日くらいの時期です。
稲・麦など芒(のぎ=細いとげのような突起)をもつ穀物の種をまく時期というのが、本来の意味です。

梅雨シーズンに入ると湿度が高い状態が続き、カビが発生しやすくなります。
そのまま放置しておくと住まいにも、そこで生活している人にも悪影響を及ぼしてしまいます。
できるだけ湿気を逃がす工夫をして、爽やかに過ごしたいものです。

カビが増える条件・防止策についてご紹介します。

カビが増える4つの条件とは?

カビが発生するには、以下の4つの条件が必要だと言われています。

  • その1『酸素』
  • その2『栄養』
  • その3『(適度な)温度』…約20度から30度
  • その4『(適度な)湿度』…約75%以上


その1『酸素』=酸素は、私たちが生きていく上でも必要で断ち切る事が出来ません。

その2『栄養』=ここで言う「栄養」とは、「畳・ビニールクロス」などの建材、「食べこぼしやホコリ」などのゴミ、さらに「髪の毛」などを意味します。
酸素も栄養も、ヒトが生活している以上必ず発生してしまいます。

その3『適度な温度』=梅雨シーズンの気温は平均的に20度を超える日が多くあり、最近では25度を超える日も多いです。

その4『適度な湿度』=そして「湿度」は約70%だと言われます。

そう考えますと、その1『酸素』とその3『温度』は気候上どうしようもできないので、実際に実現できるカビ防止策としては、その2『栄養』とその4『湿度』のコントロールが必要となります。

カビが発生する原因のひとつ「栄養」とは?

まずは「建材」です。
材木や畳などの植物系のものだけではなく、ビニールクロスや接着剤、材料なども、カビ繁殖の栄養源になるのです。

次に、「ゴミ・ホコリ」です。自然とホコリが溜まりやすい家具の上や裏側、脱衣室や洗面所、寝室などタオルや寝具からのホコリが出やすい所もカビが発生しやすいのです。

さらに、「人の皮脂や垢」も栄養になります。
カビが餌としているものとしては、アミノ酸などのタンパク質・脂肪・それに炭水化物で、人間の皮脂やフケ、ホコリ、さらに食べこぼしなどが当てはまります。

例えば、脱衣室で髪の毛が床に落ちたお風呂で体を洗えば、浴室や排水口に皮脂・垢が付着してしまい、あなたが知らない間にカビの餌をまき散らしていることになるのです。

それでは実際にカビの「栄養」が分かったところで、カビ対策について考えてみましょう。

カビ対策1:梅雨に入る前からカビの「栄養」を除去する

部屋の隅・家具の裏側など、空気が動きにくく、湿気も多くなりカビが生えやすい所から掃除をする。
日当たりが悪いお部屋、風通しがよくないお部屋を中心に、梅雨入り前から掃除をし、カビの好物を除去しておく。

カビ対策2:部屋の中より、外の湿度が高い時は窓を開けない

部屋の中より、屋外の湿度が高い時に窓を開けてしまうと、外の湿気が室内に入り部屋の湿度を上げてしまいます。
カビは湿度を好むので、そのことをわからないで窓を開けた場合や湿度が高い時には、エアコンなどの【除湿機能】を利用して、室内の「湿度」をコントロールしましょう。

カビ対策3:ホコリが溜まっても、すぐ掃除出来るように家具を設置する

室内にホコリが溜まった状態にならないように、例えば、家具を壁から離して設置するなどして、いつも掃除がしやすいような状態を心がけましょう。

部屋の掃除がしやすくなるとカビの「栄養源」であるホコリが減らせるとともに、空気の通りも良くなり湿気まで減らせます。

また、掃除をする部屋、しない部屋ではカビの個数もおおきく違ってきます。

【カビ個数の比較】

◎毎日掃除をする部屋・・・空気中のカビ個数:約20~30個/㎥
△毎日掃除をしない部屋・・・空気中のカビ個数:約500個/㎥

毎日掃除をする・しないだけでもこれだけのカビ個数の差があるのです。梅雨の時期はとくに掃除をする習慣を身につけましょう。
数字を見てもわかるように、掃除の状態によって空気中のカビの数が大きく変わるのです。
空気中のカビは目で見えないため、増えている状態など私たちは気付くことが出来ません。
日頃の掃除をしっかりしておくことで減らすことができるのです。

カビ対策4:部屋の風通しを良くする

湿気を逃がすために、梅雨の時期はとくに普段から窓を開けて換気を行う事が大切になってきます。

たとえば調理中や入浴後も換気扇をしばらく回し続けて湿気対策を行ってください。また、お風呂上りに、浴室のドアを閉めて換気をすることで、浴室の湿気が他の部屋に広がるのを防止してくれるのです。

実践してなかった方は、今年からは実行してみましょう。変わるはずです。

カビを放っておくと、どうなる?!

気にしない人のなかには、家の中でカビが生えても、ついつい後回しにする人もいますが、そのままカビを放置すれば健康を害する可能性もあるのです。
カビの胞子は基本的には悪さはしないのですが、免疫力が低下している時に大量に吸引してしまうと体に害を及ぼす可能性があります。

空気中のカビの胞子(カビの種)を大量に吸うことで「カビアレルギー」になることがあります。

さらに、カビの胞子によるカビアレルギーもあり、「気管支喘息」「アレルギー性鼻炎」「アトピー性皮膚炎」「過敏性肺炎」など他にもカビの胞子はさらに病気を引き起こすことがあるため注意が必要です。

たかがカビとは、思わないように。まずはプロに相談を

お住まいの住宅のお風呂や水回りなど換気部分などに不安がある方。
まず一度プロに相談してみませんか?
どうしても部屋のホコリがとれないなどの原因はお住まいのどこかにあるかもしれません。
お気軽にご相談ください。

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